いつきひめいぶん 斎姫異聞 | 著者:宮乃崎桜子 | 出版社:講談社 | ジャンル:小説 |
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時は平安、道長が権勢を振るった時代。 中流貴族・源義明のもとに、帝の妹宮が降嫁することになった。だが、その妹宮には大きな秘密が…。 講談社のホワイトハート文庫でシリーズが続く、陰陽師モノ。 緻密に調べ上げられ描かれた平安時代の様子には脱帽。 シリーズ一覧 「斎姫異聞」「月光真珠」「六花風舞」「夢幻調伏」「満天星降」「暁闇新皇」「燐火鎮魂」 「諒闇無明」「陽炎羽交」「花衣花戦」「宝珠双璧」「天離熾火」「斎庭穂垂」「貴人花葬」 「幻月影睡」「うたかた 斎姫異聞外伝」 満足度:★★★☆☆ | |||
うぶめのなつ 姑獲鳥の夏 | 著者:京極夏彦 | 出版社:講談社 | ジャンル:小説 |
言わずと知れた京極夏彦の妖怪シリーズの第一弾。内容は、ようするに推理モノ。 密室から忽然と消えた男…。そして、20箇月も子供を身篭ったままの女性…。 異常な一族にふりかかった、異常な事件の真相は…? 最後の最後まで展開が全く読めないストーリーは秀逸。 そもそも、誰が被害者なのか、よくわからないまま事件は進行する。 この作品はスゴイ。ページ数もスゴイ(笑) 満足度:★★★★☆ | |||
陰陽師 | 著者:夢枕 獏 | 出版社:文芸春秋 | ジャンル:小説 |
ご存知、「陰陽師」ブームのまさに火付け役になった、数ある陰陽師モノの中で最も有名な小説。 時は平安。陰陽師である阿倍晴明と、親友・源博雅のコンビが、京の都を跳梁跋扈する悪鬼悪霊どもと 対峙する、痛快伝奇ファンタジー。 晴明と博雅の名コンビは、夢枕先生自身もいたくお気に入り。 二〇〇三年八月現在までで、短編集文庫が4冊、長編が1冊発刊されている。 シリーズ一覧(文庫版) 「陰陽師」「陰陽師 飛天ノ巻」「陰陽師 付喪神ノ巻」「陰陽師 鳳凰ノ巻」「陰陽師 生成り姫」 満足度:★★★★★ | |||
陰陽師 | 著者:岡野玲子/原作:夢枕 獏 | 出版社:白泉社 | ジャンル:コミック |
夢枕先生の小説「陰陽師」のコミック版。小説と同じく、晴明と博雅の名コンビが描かれる。 また、小説には登場しないオリジナルキャラ「真葛」という少女も登場する。 平安時代の文化や、陰陽に関する事などは、小説版よりも緻密に描かれているように思われる。 現在、11巻までが発刊されている。 満足度:★★★★★ | |||
きょうこつのゆめ 狂骨の夢 | 著者:京極夏彦 | 出版社:講談社 | ジャンル:小説 |
「京極堂シリーズ」第三弾。 夫を4度殺した女、朱美。逗子の海を漂う、金色髑髏。山中での集団自決。 夢と現実、過去と現在、怨念と執念が絡まり合う事件の数々…。 それこそ、最後の最後までわけがわからないほどややこしい展開なのだが、 読み終わった後には「ふぅ〜む、なるほど…」と思ってしまう所がスゴイ。 これまでの二作は、小説家・関口巽の一人称だったが、今回は初めて三人称で描かれている。 満足度:★★★★★ | |||
黒塚 -KUROZUKA- | 著者:夢枕 獏 | 出版社:集英社 | ジャンル:小説 |
謡曲として有名な物語「黒塚」をアレンジした伝奇アクションファンタジー。 森の中を逃げる九郎防義経と太郎防弁慶は、黒蜜と名乗る女が一人で暮らす家に辿り着く。 黒蜜は奥の閨を絶対に覗かない事を条件に二人を泊める事を了承するが…。 謡曲「黒塚」の雰囲気はほとんど消えて、完全にオリジナル作品として読める。 安達ヶ原の鬼女は一体何者なのか…? 満足度:★★★☆☆ | |||
ゲゲゲの鬼太郎 | 著者:水木しげる | 出版社:朝日ソノラマ | ジャンル:コミック |
妖怪漫画の代名詞、ゲゲゲの鬼太郎。 今回入手したのは、朝日ソノラマ・サンワイドコミックス版の1〜3巻。 妖怪漫画というよりは、怪獣漫画に近いエピソードとかもあって、けっこう笑える(笑) それはさておき、妖怪漫画を語る時には外せない作品だろう。 満足度:★★★★★ | |||
tactics | 著者:木下さくら・東山和子 | 出版社:マッグガーデン | ジャンル:コミック |
時は文明開化の頃。「鬼喰い天狗」に憧れる民俗学者兼妖怪退治屋・一ノ宮勘太郎と、 その「鬼喰い天狗」こと春華(はるか)が繰り広げる妖怪退治コメディ。 どっちかっていうと、女性向けかな。 個人的には、絵が可愛すぎるのでチョット…。妖怪の絵はもっとリアルにしてほしいッス。 満足度:★★☆☆☆ | |||
どろろ | 著者:手塚治虫 | 出版社:講談社・秋田書店 | ジャンル:コミック |
巨匠・手塚治虫によって描かれた妖怪漫画。 体中を四八の魔物に喰われて生まれた少年・百鬼丸と、自称大泥棒・どろろのコンビが、百鬼丸の 身体を取り戻すために旅をする。しかし、二人は旅をするうちにさらに大きな目的を見つけて…。 手塚治虫オリジナルの妖怪がほとんどだが、そのデザインは様々で、痛快。 氏の特徴である殺陣シーンのスピード感も健在。 妖怪漫画としての完成度は非常に高い。 満足度:★★★★☆ | |||
火の鳥 大和・異形編 | 著者:手塚治虫 | 出版社:秋田書店 | ジャンル:コミック |
ここで紹介したいのは、異形編のほう。 作品としてはとても短いので、あえてストーリーは伏せておくが、ここに登場する数々の妖怪たちの バラエティは非常に豊富。手塚氏の妖怪絵師としての腕の高さを証明している。 満足度:★★★★☆ | |||
百鬼夜行抄 | 著者:今市子 | 出版社:朝日ソノラマ | ジャンル:コミック |
人には見えない物が見える体質を持った青年、飯嶋律とその周囲の人々を巻き込んでのドタバタホラー。 コメディとホラーをうまく織り込んだストーリーも非常に面白いのだが、何よりも絵が綺麗。 個人的には、尾白と尾黒のコンビに司ちゃんを加えた酒宴トリオが大好き(笑) 満足度:★★★★★ | |||
もうりょうのはこ 魍魎の匣 | 著者:京極夏彦 | 出版社:講談社 | ジャンル:小説 |
京極夏彦の「京極堂シリーズ」の第二弾。 相模湖でバラバラに切断された人間の足が発見された。 一方そのころ、木場修太郎は別の事件で不気味な箱型の医療施設にいた…。 3つだと思われていた事件が実は4つで、最終的に5つにまでなってしまう。 しかも各事件は全く独立していながら、互いに複雑な絡まりあいを見せて…。 1000ページを超える圧倒的な量で読み応えば抜群! 果たして、魍魎の本当の姿とは一体何なのか…? 満足度:★★★★☆ | |||
もっけ | 著者:熊倉隆敏 | 出版社:講談社 | ジャンル:コミック |
「視える」体質の姉・静流と、「憑かれる」体質の妹・瑞生の二人が主人公の、 ほのぼの系妖怪漫画。 「ほのぼの」と言っても、あなどってはいけない。けっこう本格的。 個人的に、こういう妖怪漫画を待っていた…(笑) 満足度:★★★★★ | |||
妖怪仕置人 | 著者:中津 賢也 | 出版社:少年画報社 | ジャンル:コミック |
良い妖怪には手を出さないが、悪い妖怪は許さない! 妖怪仕置人・渡辺威狩の手に、突然謎の目が出現!? それに伴い、とんでもないパワーを身につけた! 鳥山石燕の「画図百鬼夜行」の妖怪をメインに、その子孫たちが登場するというユニークな作品。 人間たちと同じ生活を送る妖怪の子孫たちの、いかにも「人間くさい」様子が笑える。 満足度:★★★☆☆ |
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